クラをはさんで攻防を繰り広げるノッチとミナ
ノッチは障害者に対していたわりが無い。オッキには乗っかるし、片目が見えないヨロヨロ文鳥のクラを攻撃することもある。
しかし、これは文鳥として普通の行動だろう。ノッチが、特別乱暴者とは思えない。特にオスなら、これくらいして当然。何しろ、五体健全で無いと生きるのが難しい世界、何ともシビアな文鳥社会なのだ。
私など、食うに困らず、適当に遊べて、自分の家の手乗り文鳥に生まれ変わりたいものだと、しばしば思わずにはいられない(ただし、もう一匹私がいないと成立しない)。しかしそのたびに、障害を持った場合のことを考え、人間の方が良い、と思い直す。そして、とりあえず飼い主が、障害を持つ文鳥の福祉を担わないといけないと、改めて思い知るのであった。
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