水浴び場の激闘(ヤッチ・アイ)
ヤッチは、飛べない身体障害鳥で、精神も病んでいる。従って、興味深い。
自分は、散々ウロウロした挙句に『カラスの行水』なのだが、他の文鳥が水浴びをしないように目を光らせている。まったく理屈に合わない執着心というのは、心を病んだ人間にもよく見られる現象ではなかろうか。
この小さな生き物は、実に不可解で素敵だ。
さて、ヒナたち。まだ成長中で、↓下のノッチは毎日1gずつ増やし、今日は29gに達した。イッツの方も26gに増加した。このあたりがピークではなかろうか。
余談だが、昔『もののけ姫』というアニメをボンヤリと見ていて、面白く思えたのは、年を重ねたイノシシだか何かが巨体になっていることであった。樹木ではあるまいし、年をとるほど大きくなる動物なんているだろうか、と思ったのだ。私は寡聞にして、100歳を超えたお年寄りの身長が3メートルを超える例を知らない。
たいていの動物の大きさは、比較的に若い頃に決まってしまい、それ以上にはならないのが普通だろう。文鳥のような小鳥の場合は、むしろ成鳥になる前、飛ぶ前の段階が一番重くても不思議は無い。だいたい孵化20日目頃まで体重が増加し、その後横ばいとなり、羽ばたくようになると減少するのがパターンだ。
もし、すでに羽毛が生えそろっているのに、20g程度しか体重が無いようヒナを買ってしまったら、そのペットショップの栄養管理を大いに疑い、遅れた分をしっかり取り戻してもらわねばならない。間違っても、そのペットショップのやり方を真似てはいけない。
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