恵方巻きなど誰が食うか!

 

変な姿勢の文鳥(イブ)
マキの夫のイブ

 前も書いた気がするが、節分に太巻きを食べる新たな習慣を作りたければそれも良い。しかし、その年の恵方を向いて、太巻きを黙々と食べるという、歴史など何も無い低脳な行為を、テレビで撒き散らすのはやめてもらいたい。必ず、あの団塊世代あたりが、「正式にはこうするんだ」などとぬかして、のどに詰まらせてあの世に行くことになるではないか!
 まったく、現代の日本人は、元々大好きだった伝統的な行事や慣わしの多くを断ち切ってしまい、さびしいに相違ない。しかし、それなら、わざわざ新しく、「何とかを食う」とか「何とかを買う」とか、業界団体のさもしい根性が丸見えな、まるでくだらない新習慣より、よっぽど害の無い伝統的なものを復活させれば良いではないか、と思ってしまう。

 閑話休題。
 のり巻きならぬ鶴巻と言う地名からマキと名づけられた文鳥は、現在我が家の12代目になるはずの卵を、かなり頑張って温めてくれているようだ。ただ、たまに遊びたくなるらしく、朝のエサ交換中の短時間放鳥に、夫の後ろにくっつくようにして出てくることがある。
 今朝もそうしたのだが、マキはなかなか帰らないので困る。手乗りの放鳥組を帰し、オッキに湯漬けエサを食べさせて帰しても、まだウロウロと他の文鳥のカゴをのぞいて回っている。しかし、その間は、あまり一所懸命に見えない夫のイブが、さっさと箱巣に入っているのだから、よく出来た夫婦と言えそうだ。
 こちらも孵化すれば初めての育雛で、ノコリ・コウのような事態もありえるかと思うが、助け合って育てて欲しいものと願う。

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