うろつくニッキ

 

飛ぶシナモン文鳥(ニッキ)
「情夫」の姿を求めうろつきまわるニッキ

 朝、イブとマキが箱巣の外に出ていたので、開閉口を開けたままにしてマキも出してやった。何しろ、夜の放鳥時間は出てこないから、少し気晴らしをさせてやろうと思ったのだ。
 しかし、エサの交換・青菜の設置を終えて、他の手乗りたちを帰しても、マキは帰ろうとしない。・・・イブは、「それならオレが」とばかりに箱巣に入って抱卵し始める。しばらく、ウロウロと一羽で他のカゴをのぞきまわってから帰っていった。気晴らしになったのだろうか?

 ウロウロと言えば、「家庭を持つ」ラックに恋焦がれるニッキは、今日もラックを追いかけ、またその姿を求めて、テーブルの上に降りようと試みたり、「文鳥団地」のラックのカゴ方向に飛んで行ったりしていた(角度的にどこに行っているのか確認できない)。
 ラックの方は、浮気をするくせに遊びは遊びと割り切っているのか、まるでニッキを相手にせず、しばしばカゴに戻って女房のご機嫌を伺い、残り15分の時点で交代して抱卵を始めてしまう。それで、いわば本妻のシューの方はといえば、もちろん夫の愛ジンなど、完全無欠にアウトオブ眼中である。
 ニッキは、シンと仲良くすれば丸く収まるし、幸せになると思うのだが、なぜか白文鳥が大嫌いらしいので、どうしようもない。とりあえず、繁殖期が明けたら、今一度、冷静に考えて欲しいところだ。

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