電気ポット上でまどろむデコ
今日も寒く、明日も寒い。個人的な暖冬の願いは、かなわなかったようだ。
テーブルの上にある湯沸しポットと言うのは、普通お茶などを入れるために存在するものだが、我が家の場合、放鳥時の文鳥がぬくぬくと出来るためだけに存在している。放鳥時間の前にわざわざ沸かすのだ。
これはずいぶん不経済なので、シート型保温器を使い、より省電力な文鳥ぬくもりスポットを作ろうかと考えたこともあるのだが、それをすると、テーブルの上にしばらく寄り付かなくなる可能性があるので断念した。そして、せいぜい、放鳥後の掃除にお湯を利用することで、納得することにしている。
文鳥を飼う際は、効率的でない方が良いものらしい。美徳と言える「もったいない」精神だが、例えばエサを残さないようにすると飢餓を招くことがあり、つぼ巣などを使い回ししすぎると健康上不都合が起きることにもなる。ほとんど手付かずに残ったボレー粉などは、洗って乾かしてまた使いたいくらいだが、そのようなことをすればかえって労力がかかる。せいぜい、花壇の肥料に再利用するのが、有効利用であろうか。
飼い主としては、他の面で節約するしか無いかもしれない。しかし、商売人がそう言えば、「消費は美徳」と勧めるようで、実に剣呑ではある。
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