イヴとは関係ないイブ
クリスマスイヴだ。しかし、文鳥たちに特に何もしなかった。明日は冷凍枝豆を用意したいと思う。
キリスト教徒ではないから、といった理由ではなく、特別な日に特別なことをすると、文鳥には警戒されるだけという真理があるため、特に何かしたことは無い。ただ、この日は4代目のセーヤの誕生日なので、この文鳥を偲ぶことになる。
聖夜だからセーヤだったのだが、通常個々の文鳥の誕生日など覚えていない飼い主にも、これほどのインパクトがある日に重なれば覚えているわけだ。・・・、あの文鳥は、生まれた日も目立つし、性格というか行動というか生き様が尋常でなかったし、ギンギラに生きてあっという間に亡くなった何とも印象的な存在だ。
その孫の孫のイブは、11代目にちなんでイレブンからきたネーミングなので、クリスマスイヴとは無関係だ。オスなら『威武』で勇ましいと思っていたら、確かに文鳥の背中にサーフィン乗りすると言う特技を持つようになった。名は体を表すようだ。こちらは、長生きしてもらいたい。
【余談】
よんどころ無い事情により、仏壇を買うことになった。しかし、あまりに古く小さい仏壇の中に置かれた位牌の皆様の子孫は、大変遺憾ながら万年貧乏なので、当然安物で済ませることにした。
何しろ、仏壇内部に照明が付いたところで、本尊もあやふやな家では(菩提寺がはっきりしない)宝の持ち腐れになる。材質は、紫檀のような希少な熱帯材は、信心に欠ける者にはもったいないが(大切に扱わないに決まっているから)、さりとて化粧合板は何となく避けたい。透かし彫りがあるような凝った作りは、掃除が面倒なので嫌だ。大きさは、奥行き40センチ未満のタンスの上に置ける寸法でないと困る。
こういった基準で見ていたら、予想以上に安い物が検索された↓。3万円以下なら、ペット用仏壇とあまり変らず、『縁起物』としての有難みに欠ける気もするが、財布の中身としては合理的な判断だろう。17日の午前深夜に注文、本日届いたのであった。
クリスマスイブに仏壇かぁ・・・、ケーキを食べながらお線香でも立てるのかぁ・・・、と思ったが、仏壇そのものは、ケヤキ色が綺麗で作りもしっかりしており、十二分に満足した。値段は今後忘れることにしよう。
しかし、2、3万円で仏壇を買うくらいなら、年末セールをしているアートルキサンさんで文鳥絵画を買った方が、有益だったという思いがどうしても残ってしまう。世の中何ともままならぬものだ。
それにしても、TEGIG画伯の文鳥絵画、オーダーメイドとは、経済的以上に精神的に何と贅沢なことだろう。熱意を持って注文された方も、誠意を持って仲介された画商さんも、それに応えた画家さんも、実に偉いものだと感んじ入っている。
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