飛翔が下手なニッキ
我が家生まれの文鳥たちは、羽を切られることなく、毎日飛び回っているので、飛翔能力は優れている。問題はペットショップから迎えた文鳥たちで、生まれてから一度も思い切り羽ばたいて飛んだことがない可能性がある彼らは、飛び方を知らないことが多い。
よろよろと力なく飛ぶのならまだ良いのだが、中には、目標も定めず羽ばたくだけ羽ばたき、飛行中の方向転換など出来ないので、壁にぶつからない限り止れないような文鳥もいる。もちろん、スピードが速ければ速いほど衝突時の危険が増すので、これは大変に危険だ。
そこで、我が家で放鳥デビューする際は、風切り羽を一枚おきに両翼3枚ほど切り、飛翔時にスピードが出過ぎないようにしている。その状態で、一所懸命羽ばたき、徐々に飛翔能力を取り戻し、気づけば普通の文鳥になってくれるわけだ。
ところがニッキ、最近やって来た当初よりも飛べなくなっている。産卵で身重なのも原因のようだが、どうも羽ばたく音がバッサバッサと騒々しいので、不時着したのを捕獲して確認したところ、風切り羽の先端1枚を残し、その他が途中から無くなり、残った根元の部分も、何やらごわついた感じになっていた。どうやら、悪い癖でもついて、執拗な羽づくろいで擦りきらせてしまったようだ。
せっかくなので、ポンポンと残っている根元を立て続けに抜いてやった。これで飛翔能力を取り戻してもらいたい。
【余談】
金魚たちは特に問題なく、環境に適応してきている。今度は、病気にさせないように気をつけたい(薬浴中のドジョウはこのままずっと別居だ)。
コメント