豆苗を食べるミナ・シン・マキ
豆苗(トウミョウ)はえんどう豆の若芽で、文鳥が好む青菜だ。我が家では放鳥時のおやつだが、ごく稀にカゴに入れることもある。
えんどう豆をザル付きのタッパに入れて栽培するのだが、当然寒いと成長が鈍る(逆に暑すぎると根腐れする)。そのため、先月の寒さで生産計画が乱れ、月末には、市販の豆苗を購入する緊急事態となった。その後、冬季栽培仕様に切り替えて、現在は生産過剰になっている。なかなか生産調整は難しいのだ。
なお、冬季栽培仕様と言っても、大したことではない。ダンボールをかぶせて根と茎の成長を待つ段階に、タッパの下にシート型の保温器を敷いて根の成長を促進するのと、ビニール温室に入れ、日中太陽が出た時には暑いくらいの環境にするだけのことだ(閉め切ると暑すぎるので加減する)。こうすると、真冬でも成長がかなり早くなる。今季もこの体制で乗り切りたい。
【余談】
先々月購入した金魚たち。その後、食欲旺盛でみるみる大きくなっていったが、先月中旬の寒さで変調し、下旬には体に綿状の水カビが確認された。これは、同居するドジョウに寄生していたものが、冷たい水の中で増殖し(水カビは低温増殖)、感染を拡大していったものと思われた。
頻繁に水を交換したが病状が進み、ドジョウが一匹死に、ついで12月になって一番小さな東錦が死んでしまった。生き残っているドジョウ2匹を別の水槽に移し、さらに水を交換したが、これは全滅してしまうのではないかと暗澹とつつも、そうなってしまったら、よく洗って、また同じ組み合わせ(青文魚・丹頂・東錦)を購入しようと考えていた。
しかし、一番早く体調を崩した丹頂が、元気を取り戻してきた様子が見られたので、積極策に転じ、薬浴(グリーンFリキッド)の上で、水槽にサーモ機能付きヒーターを設置した。助かりそうなら助けたいのだ。このヒーター、自動的に小さな水槽内を23℃になるまで通電するもので、本当は小さな水槽でのメダカ飼育用なのだが、45リットルの水槽を22.7℃に保ってくれた。
この効果か、翌日丹頂はやたらと元気になった。しかし、病状の進んでいた青文魚は、口に何かがつまり、それが取れても口の開閉が出来なくなる症状を起こし、死んでしまった。
一匹となった丹頂は温かな水槽内でキビキビと泳ぎまわり、人の顔を見ればエサを要求するようになった。実によく食べる。これなら大丈夫だろうと判断し、薬の効果が少し残っているうちに新しい金魚を加えた方が、予防にもなるだろうと考え、今日、また上大岡の野本養魚場で購入してきた。今回は青文魚はより小さい300円と500円がいたので、大きめの500円、前回は小さいのしかいなかった東錦は、少し大きめの500円のみ。
金魚に保温はしない主義だが、今季はヒーターを付けたままで飼育しようと思う。食べすぎで不健康にしないように気をつけよう。
白点病・尾ぐされ症状・水カビ病・外傷 治療薬グリーンFリキッド 100ml 日本動物薬品(ニチドウ)【tokai1207sale】
コメント