ヤッチにしかられつつ十分水浴びするアイ
先日テーブルに降りてきたマキは、翌日から巣ごもりに入ったようで姿を現さない。
ペットショップで買われて我が家にやって来た文鳥たちを見ると、それが幸福だったか不幸だったか、それぞれで違う印象を持つことになるものだ。自分が買わなければ、もっとふさわしい家に行ったかもしれない、といった、いつもの「もしも」の繰言である。
おおむね三食昼寝つきで文句はないだろうと思ってはいる。特にテーブルで食い散らしたり、水浴びしまくるような連中、カナ、シズのような実質上手乗りは別格として、コウ・ミナ・アイ・カエ・シン・エコは、我が家の環境を謳歌しているように見えるので、これは基本的には幸福ではないかと思える。
テーブルには降りて来ないニッキも、衛生面で問題のあるペットショップでオスと見なされて売れ残っていたのを思えば、おそらくずいぶん幸福のような気がする。
問題は、クラとメイとマキか。クラは、片目を外傷で失明したのは、飼い主の不注意で申し訳なかったが(ブランコをかじって振り回すのを趣味としており、かむ場所がギザギザとなっていたことの危険を意識せず放置、おそらくそれに片目をぶつけて外傷性の白内障となり失明)、それまで妻が亡くなった途端に妻の父の後妻に略奪愛を仕掛けるような、好き放題だったのを思えば、それほど罪悪感を持つこともない気がする。メイは、謎の鳥だが、自由恋愛でアトと夫婦になったのだから、これもあまり文句を言われる筋合いでは無さそうだ。となれば、やはりわざわざ取寄せながら、影が薄いマキか。・・・たまには、テーブルの上に来るように猫なで声をかけよう。
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