まん丸マリュ
文鳥、まあ、キンカチョウでも良いが、標準とされる体重より重い場合、食事制限をする飼い主は、昔からいる。中には、獣医さんの指導の下、しっかりカロリーコントロールをしている、と自負する飼い主もいるだろう。
しかし、はっきり言えば、文鳥に食事制限を施すのは、デタラメ、である。では、その獣医さんにお聞きするが、人間とまったく生理機能が異なる文鳥という実に小さな小鳥に、食事制限をすることが及ぼす悪影響をさまざまに考慮しているだろうか?また、小鳥における食事制限の科学的エビデンスを確保した上で「指導」しているのだろうか?
人間と同じと単純に考えて、何もわからぬ飼い鳥から食事のたのしみを奪うなど、動物愛護の精神に反する行為なので、そのような行為は慎重でなければならない。
しかし、はっきり言えば、文鳥に食事制限を施すのは、デタラメ、である。では、その獣医さんにお聞きするが、人間とまったく生理機能が異なる文鳥という実に小さな小鳥に、食事制限をすることが及ぼす悪影響をさまざまに考慮しているだろうか?また、小鳥における食事制限の科学的エビデンスを確保した上で「指導」しているのだろうか?
人間と同じと単純に考えて、何もわからぬ飼い鳥から食事のたのしみを奪うなど、動物愛護の精神に反する行為なので、そのような行為は慎重でなければならない。
なぜ、太るのか、体質もあるだろうが、運動不足が主因だ。手乗り文鳥、特に1羽飼育の場合は、飼い主にまとわりついてあまり運動しないのである。しかし、それだけなら、普通は太らない。私は、繁殖用の文鳥も飼育していて、手乗りではない彼らはカゴの中から出ないが、誰も太っていないのである。粗食などさせず、それどころか、粟玉を年中食べさせているのに、である。
その事実から、文鳥の食べるものは十分粗食なので、それだけ食べて太るのは至難で、また、水浴び好きの文鳥は、羽ばたき運動をカゴの中でしっかりできるので、食べたカロリー分程度は、カゴの中で消費できるのだ、と結論している。
その事実から、文鳥の食べるものは十分粗食なので、それだけ食べて太るのは至難で、また、水浴び好きの文鳥は、羽ばたき運動をカゴの中でしっかりできるので、食べたカロリー分程度は、カゴの中で消費できるのだ、と結論している。
では、なぜ太ってしまう手乗り文鳥がいるのであろうか?
考えるべきは、過剰に「おやつ」を与えていないか、運動不足=水浴び不足になっていないか、そして、安易に食事制限をしなかったか、である。心当たりがあれば、改めるべきだろう。
前二項はわかるが、食事制限がなぜ肥満につながるのか、はわからないかもしれない。食事を少ししか与えないというのは、その文鳥に飢餓感を植え付けるのと同義である、と気づけば、だいたいわかるはずである。
しっかり食べられない文鳥は、飢餓感を持つ、となれば、たくさん食べられる環境になれば、必要以上に食べようとすることになる。つまり、拒食症から一転して過食症となり、太ってしまうのである。無駄に体重計を気にして、ダイエットを食事制限と短絡的に判断し、少食を強制して慢性的飢餓感を生じせしめて、「もういいだろう」などと気ままに考えて、普通にエサを与えれば、「今しかない!!」と過食して肥満が進行する。つまり、飼い主による食事制限が肥満を引き起こすことになる。
考えるべきは、過剰に「おやつ」を与えていないか、運動不足=水浴び不足になっていないか、そして、安易に食事制限をしなかったか、である。心当たりがあれば、改めるべきだろう。
前二項はわかるが、食事制限がなぜ肥満につながるのか、はわからないかもしれない。食事を少ししか与えないというのは、その文鳥に飢餓感を植え付けるのと同義である、と気づけば、だいたいわかるはずである。
しっかり食べられない文鳥は、飢餓感を持つ、となれば、たくさん食べられる環境になれば、必要以上に食べようとすることになる。つまり、拒食症から一転して過食症となり、太ってしまうのである。無駄に体重計を気にして、ダイエットを食事制限と短絡的に判断し、少食を強制して慢性的飢餓感を生じせしめて、「もういいだろう」などと気ままに考えて、普通にエサを与えれば、「今しかない!!」と過食して肥満が進行する。つまり、飼い主による食事制限が肥満を引き起こすことになる。
皮下脂肪を蓄えられず、絶えず低カロリーのエサをついばむような生き物に、食事制限などしてはならない。人と混同して食べるのを控えさせるなど、「有り得ん」のである。
コメント