ちょっと気だるいノロ爺さん
集団でピーチクパーチク騒ぎつつ飛び回るのは、文鳥にとっても楽しいものと信じているが、その環境は長生きには適していないのではないかと考えている。やはり、どちらかといえばボンヤリと競争相手もなく、変化の乏しい日常の方が、のんびりゆったり時が流れてくれるような気がするのだ。
その点、性格的に長生きにむいているのはノロだろう。何しろマイペースののろまでのんびりしている。推定年齢は9歳に近いはずで、すでに我が家では長生きだ。
そのノロが、昨日から、日中カゴの中で調子の悪い文鳥が見せる行動をとるようになり心配している。具体的には、正面に背を向けて、カゴの底の一隅にたたずむと言ったものだ。しかし、夜は案外元気そうにテーブルの上を食べあさり、上尾筒(じょうびとう。尾羽の付け根、尾脂腺周辺の羽)から新しい羽が生えてきていたので、換羽による一時的なもののようにも思われた。
しかし、今日も日中例の行動をするので、換羽としても危険につながりかねないと見て、とりあえず20W保温電球を設置し、夜の放鳥時間には上段の止まり木を数センチ下にずらしてみた。体力が低下しても上段に昇りやすくしたわけだ。
今夜の放鳥時も自分で飛んで出てきて、いつもと変らず食べあさっていたので、急にどうにかなるとは思えないのだが、ただ、他の文鳥を威嚇する際に、声が出ていないのが気がかりだ。もう少し、騒々しいところでのんびりしていってもらいたいものだ。
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