キューの営巣
ヘイスケ以来の天才と呼ばれるキューは、実はヘイスケを凌駕している面がある。どちらも巣作りの名匠だが、ヘイスケが何でもかんでも持っていくのに対し、キューにはこだわりがあって、綿ボコリだとか煮干しだとか、そういった飼い主がやめてもらいたいと願うものは使わない。
どちらも長細い新聞紙が大好きだが、一つ一つ大慌てで運んだヘイスケに対し、キューは2つ以上を一度に持っていこうとする。確かに1つより2つ運べた方が効率が良い。当たり前のようだが、必ず2つ持とうと試みる文鳥は、我が家ではキューが初めてだ。
そのキュー様は、昨年あまり巣草(パーム椰子の繊維)を使わず、専らイグサで巣作りしていたが、今年は巣草を多用する方針に変わったようだ。さすが名匠ともなると、シーズンによってトレンドも変えてくるのだろう。飼い主はとても感心するのであった。
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