オッキの遭難

トウモロコシだらけの文鳥
大いに食欲があるオッキ 

 朝、窓を開け、ノコリ他一部の文鳥を外に出し、エサを取り替え・・・、オッキの姿が見えないのに気がついた。いつもなら、始めは下段のつぼ巣の奥で見えなくとも、エサの交換の頃にはウロウロと姿を見せてくれるはずなのだ。
 嫌な予感がして巣の中をのぞこうとするが見えない。まさかあの状態でカゴ抜けするはずがないだろうと狼狽しつつよく見ると、つぼ巣のお尻側とカゴの間に挟まって、口と目を開いている文鳥らしき頭があるのに気がついた。気づいた途端に、心は「ヴェギャー!」と奇声を発していたが、行動としては速やかにつぼ巣を動かしてオッキを救い出したのであった。
 後に早起きの老人の証言によれば、オッキは飛び上がる早朝自主トレに励んでいたらしい。おそらくその努力が実り、つぼ巣の上に乗ることに成功したのだろう。ところが降りようとしたのか、安心してよろけたのか、つぼ巣の奥の方に脚をとられてしまい、もがくほどに下に落ち込んでいき、声も出なくなったところに、ようやく飼い主が現れたわけだ。・・・寝坊しなくてよかった。
 救い出されたオッキは、しばらく硬直化していたが、湯漬けエサの青汁をスポイトから飲み、つぼ巣で一休みすると正常な状態に戻ってくれた。・・・やはり寝坊しなくてよかった。

 いろいろな危険があるものだ。とにかく再発しないようにカゴの中を改良した↓。
 具体的には、上段の止まり木を撤去して、つぼ巣の上に棚を設置し(チンチラ用のカゴに設置する棚を逆さまに設置)、つぼ巣の奥に落ち込むことがないようにした。さらに、その棚から、簡単に入れる位置に上段のつぼ巣を設置した。棚に飛び移るための踏み台のようなものがあると良いかな、と思ったが、障害物になってしまうので止めた。
 オッキは何やら変化しているので嫌がっていたが、一時間もすると慣れてくれた。棚の上へのチャレンジをするかはわからないが、あまり無理はしないで欲しいところだ。

文鳥のリハビリ用レイアウト

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