夫婦の好みは似るものか

国産ヒエを好む文鳥夫婦2(シン・マル)
国産ヒエをむさぼるシンとマル

 新しくなったテレビを警戒してテーブルに降りて来なくなったシンは、徐々に慣れ、今日は完全に元通りになった。テレビ画面の切り替わりを気にせず、国産ヒエを貪り食っていたのである。
 それにしても、他の文鳥も食べるが、この夫婦は突出してヒエが好きで、そればかり食べている。文鳥の好みというのも不思議で、好物は夫婦で似てくるものなのかもしれない。一緒にいて影響しあっているのだから当然と言えば当然だが、この小さな生き物は、やはり何となく人間に近いものがあると思う。

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