豆苗を食べるオッキ
某書によれば、文鳥は年齢が高くなると青菜好きになると言う。私の個人的な経験では、むしろ食べる時期と食べない時期が、不定期に現れるような気がする。年をとっても食べない文鳥もいれば、若くても大好きな文鳥がいて、そのまま同じかと言えば、ある日突然食べだしたり、食べなくなったりする。
これを農薬の有無と関連付けるのは無理がありすぎる。無味無臭の人工物の危険性を察知出来るるなら、農薬で倒れる野生動物などいるわけがないのだ。と言うより、食べないとなったら無農薬を用意しても一口も食べないし、食べるとなったら二束100円の小松菜でも食べるものだ(結構安物を好む文鳥多し)。
さて、オッキ。体調を崩した当時は青菜を見ようとすらしなかったので、カゴには菜差しを置かなかった。何しろ日に3度食べている湯漬けエサには、青菜ペーストが入っているので(基本的にヒナの餌付けに使用するのと同じ)、栄養的にはそれで事足りると思ったのだ。
ところが3週間ほど前から放鳥時に豆苗を漁り始めたので、他の文鳥たち同様に毎日菜差しに小松菜を入れるようにしたら、これを実によく食べてくれる。もちろん、どういった心境の変化なのか、体が欲するのか、飼い主には皆目見当がつかないのだが、そういったものを食べられる余裕が出てきたものと解釈することにした。
頭は換羽が進み、山場を越えたのか血色が良くなってきている。指が曲がりうまく歩けないが、これは麻痺とか体力の低下と言うより、気が急いてゆっくりら歩くよりも羽ばたいてしまうのが原因のように見受けられる。今日は、30センチほど飛んで見せたので、それなりに元気ではあるのだろう。
止まり木生活に移行出来ないか、もう少し見守りたいところだ。
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