いぐさ玩具を持ち去るハル
台風のことは考えていたが、地震が早朝に来るとは思わなかった。夜討ちの次に朝駆けするとは、実に兵法を心得た自然現象だ。
あいにく寝室と『文鳥団地』が離れているので、様子を見に行った時には揺れが収まった後であった。パニックになっている者(特にヤッチ)あり、キョトンとしている者(特にノコリ)あり、とりあえず「はいはい、揺らしたのは私ですよ。ごめんね」と言っておく。「ああ、やっぱりあいつか」と思って落ち着いてくれるなら上々だろう。
震度4で、被害は外掛け式水浴び器の水が半分ほどこぼれた程度であった。、より大きい地震は願い下げだ。
さて、まだ産卵を続けている妻のエコに引きづられ、ハルが巣材探しをしている。そんなことよりようやく生えてきたアゴの羽毛など、ハゲの修復を優先すべきだと思うのだが、それは飼い主側の勝手な思惑なのだろう。
今夜は、いぐさ玩具とサイザルダンベルを持ち去り、自分のカゴの近くで力尽きて落としていた。まったくの徒労なのだが、自分自身では納得するものがあるのだろう。せいぜい頑張ってもらいたい。
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