地震も時間を選べ

時計下の文鳥たち攻防（ミナ・クラ・ヤッチ）

　今夜20時頃に地震あり。震度３だが体感的には４に近く、カゴの容器から水がこぼれる程度のそこそこの揺れが長く続いた。おりしも放鳥中の文鳥たちは大騒ぎとなり、オッキとヤッチ以外は上方へと避難し、アイツの仕業に違いないとして、飼い主に向かってピーチクパーチク非難したのであった。
　家がつぶれるくらいの地震に見舞われる時、今日のような放鳥中だとお手上げなので、避けられないものならせめて時間を選んで欲しいと、神様仏様に祈ることにしよう。

　クラは相変わらず飛べず、今日はカゴから出たそうだが出来ないようなので、そっとつかんで定位置の時計の下に連れて行ったところ、喜んでいたようだった。その後、やはり運動神経に難があるヤッチ（クラの孫）となぜか闘争に及ぶなど、飛べない以外は元気なので、何が問題なのかよくわからない状況だ。
　もしかしたら、換羽前の一時的現象かもしれないが、その横でかつて禿げミナと呼ばれた妻が、普通の文鳥に戻ろうとしている。かわいらしいまともな姿に戻るはずの妻と、仲良く暮らして欲しいところだ。