珍しくシズの羽づくろいをするキュー
男女の仲や夫婦の仲は、文鳥の場合も難しく、山あり谷ありだ。文鳥はとても夫婦仲の良い小鳥として昔から著名ではあるが、実際は我が家のゲン・オッキ夫婦が、妻の病気を境にまるでお互い無関心になるくらいにドライな面もあり、まったく単純には割り切れない。
人間などは、女性の方はその男が嫌いになればそれっきりの面が強く、男の方がダラダラウジウジと思い続けたりするもののような気もするが(オールオアナッシングか、パーシャルに是非を分けて肯定的な面ばかり思い出すか)、その点我が家の文鳥はオスのほうも思い切りドライで、見ていて気持ち良いくらいだ。
キューは前妻のセンにも後妻のシズにも、同様に横暴でありながら夫婦仲が良い。亭主関白でありながら、人前で平然といちゃつけるところなどは、文鳥らしいと言えばそれまでだが、夫婦仲を保つ源泉かもしれない。
センはキューに圧倒されていたが、シズは「プロレスごっこ」をするくらいのバイタリティがあり、夫婦の釣り合いが取れているように思える。ともに白髪が増え続けても、健康で仲良くいて欲しいところだ。
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