カブトムシの幼虫

 カブトムシ、我が家で羽化したオス1匹、「裏木曽」からやってきたメス2匹、夜な夜なエサをひっくり返すなどの乱行の限りを尽くしつつ元気で、早くも2世が誕生していた。
 当初、ケースの底に水を含ませたミズゴケを2cmほど敷き、その上に10cm程度の昆虫用マット(ホームセンターで売られていたクヌギなどの木材チップを熟成させた用土)を入れていたが、結果、もぐるのが得意なメスたちによりミズゴケが攪拌されて、見苦しい状態になってしまった。そこで1週間も経たずにこの用土を撤去、通販で入手した安い昆虫用マットにホームセンターで売られていた腐食クヌギを砕いたマットを加えてバケツに入れて数日経たものに交換した(熟成タイプの土は当然のことながら発酵して熱やガスを土中に貯めるのですぐに使用しないほうが良い)。今度は15cmほど固めにたっぷり入れて、そのまま産卵しても良いようした。
 そして、ミズゴケ入りの廃マットの方は、もったいないので園芸に使用する予定でビニール袋に入れて放っておいた。そして、昨日になり『文鳥墓苑』や鉢植えの表面に敷くために取り出したところ、個人的にはあまり好きにはなれない外見の物体が現れた。1、2cmの幼虫だ。水分も少ないはずのビニールの中で孵化し、生きながらえていたその数18匹、とりあえず混合マットを詰めたプラケースに移した。勝手にもぐっていき、一日たっても出てこないので、当面は何とかなりそうだ。
 それにしても、巴御前のごとくたくましく恐るべき食欲のメスたちのことなので(昼過ぎまでお尻を持ち上げてモリモリとエサのジェルをむさぼり食べる)、天寿が尽きるまでさらにどんどん産んでくれるのではなかろうか。しかし、幼虫一匹ずつを管理する時間的余裕も精神的熱意も無いので、大きめのバケツにマットを詰めて(今度は腐葉土タイプの方が良いかな)、それを適当に交換しつつ、成長するものにはしてもらおうと思う。たくさん巨大化したら、どうしようか、今悩んでいる。

 

カブトムシの幼虫

 

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