颯爽と舞い降りてきたシンさん
気配を感じるとやめてしまうので、のどを鳴らすのを目撃していないが、数日前からかすかに聞こえるぐぜり声らしきものは、ほぼ間違いなくノコリによるものだろう。やはりオスだったわけだ。
これで我が家で生まれ育った近々11羽のうち、10羽がオス、シューがまさに紅一点となっている。孵化数制限のため選んだ卵がたまたまオスと言うのなら、飼い主はゴッドハンドを宣言すべきだが、テンやノコリのような選択の余地が無いケースもオスだったし、一方でオスのようだがメスに相違ないシューを数ある卵から選び取ったのは飼い主だ。となれば、飼い主は残念ながらゴッドハンドではなさそうだ。
世の中には、文鳥の男女差別があるものだが(1羽飼育の場合、スキンシップによりメスの産卵を誘発する危険性を気にする)、私はどちらでも構わないし、嫁探しより婿探しの方が楽なので(さえずるまで待てば良いので間違ってメスを買う可能性が低い)、メスの方が喜ばしいくらいだが、そういう家に限ってオスに偏るこの不思議さよ!実に面白いものである。
こっそりさえずりの練習をするノコリ、きっとブレイ流だろうが、いつ飼い主に聞かせてくれるだろうか。お披露目を楽しみに待とう。
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