アゴに羽毛がないパルパル
ハルは我が家では少数派の春生まれなのでハルという名になったのだが、たいていパルとかパルルとかパルパルとか、さらにはパロとかペロとか呼ばれることが多い。
そのハルは、もともと両親に似た美男子で、特にアゴの半月模様がお気に入りだったのだが、そのアゴが禿げてしまうことが多い。前妻のカンと仲が良すぎてむしられていたらしいのだが(羽づくろいが高じてしまうとこうなる)、後妻となっても同じで、最近はさらに悪化している。
先日スダレ越しにカゴの中での様子を観察したところ、ハルは妻のエコに羽づくろいしてもらう際に、頭を上に向けて小首をかしげるようにし、ちょうどアゴを相手に見せる体勢になる癖があるのが見て取れた。つまり、妻が変ろうとどうしようと、仲の良い相手がいれば、アゴをハゲにされる運命にあるようだ。
今年は換羽になりかけた際に育雛が始まり、現在までしっかりと換羽していない。これから換羽するかもしれないが、やはり早晩ハゲになるのだろう。仲良きことは禿げ増さる、まさに文鳥的な一面と言えようか。
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