いつもと変らぬ文鳥たち
今日は暑かった。しかし、文鳥たちは、3リットルの水が空になるまで水浴びをし、元気そのものであった。この暑さの中でも念のため保温電球が付けっぱなしになっているオッキも、特に変化無く食欲は旺盛だ。是非とも夏を乗り切ってもらおう。
【余談】
文鳥墓苑のテンノウメ(天乃梅・天皇梅【テンノウバイ】)が、ほぼ枯れてしまった。5月に花が終わると葉が少なくなり、6月に新芽がどんどん出てくるはずなのだが、今年は葉が枯れ続けるばかりなのだ。昨年の晩秋に余分な枝を刈り込みすぎたのか、それとも墓石の下に伸びた根が埋葬の際に切られたのが影響したのか、他の草木との争いに敗れたか、土壌が古くなったか・・・。しかし、花は咲いていたのに・・・。植えて2年間順調に育っていただけに気に残念だ。
一方の側のシロナンテン(白南天)はうっとうしいほど繁茂している。あまりに背が高くなるので、実をつけた幹というか茎を春先に短く刈ったが、あっさり復活し、さらに新たな茎がニョキニョキと地下から伸びたち、本数が6本に増えてしまった。そこで、2週間ほど前に墓石に近い1本を根元から切り、先端の30cmほどを赤土に差し込んで受け皿に水を張って置いたところ(挿し木)、何事も無かったように葉を伸ばしている。おそろしいまでの生命力だ。白くかわいい花をつけ、緑の実が生り、「難を転」じるとされる魅力的な常緑の草木だが、プランター墓苑だと墓石にかかる葉をどんどん刈らねばならない。面倒だし、ほったらかして好きなだけ伸ばしてやりたい気分にもなる。
そこで、植え替え作戦を始めた。一昨日、まずほぼ枯れたテンノウメを引き抜き、わずかな望みを残すため一部を挿し木にした。そして、数週間前にカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)と一緒に購入しておいた八重咲きのクチナシの苗を植えた。幹の太い白梅の盆栽もあったが、根が張る際の邪魔にならないように常緑の玉竜を撤去するので、冬枯れしないはずのクチナシにした。そして今日、ナンテンを掘り起こし植木鉢に移植、その後に、届いたばかりの小さなハクチョウゲ(白丁花)の苗を植えつけたのであった。
クチナシとハクチョウゲ、ともにアカネ科の常緑樹で5~6月に白い花を咲かせる。バラのような大きな花のクチナシ、目立たない小さな花のハクチョウゲ(花は終わっていた)。白いサツキか、白い箱根米ツツジにしようかと悩んだが、このハクチョウゲは葉に白い班が入る品種(斑入り)で、花の無い季節にも映えそうなのと、個人的に親近感の持てるアカネ科の植物でおそろしく丈夫らしいので選んでみた。
ともに適度に大きく立派に育ってもらえるように気をつけたい。
なお、草花の矮性ナデシコ「ピュアレ」は大繁茂し、花が終わりかけとなったのでかなり伐採した。これで夏枯れが防げれば良いのだが、念のため間引いた株を別に栽培している。また、やたらと丈夫なキンギョソウは、この暑いのに咲いているので、ずいぶんと感心しているところだ。
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