ノコの引き継ぎ

孵化16日目の桜文鳥(ノコ)
孵化16日目のノコ

 昨夜、いくらでも注いでくれるワインを意地汚く飲んだ上に、ウィスキーを久々においしく頂いた飼い主は(念のため言っておくと、家ではほとんど飲まない)、二日酔いで倒れることも無く、粛々と仕事をし、その合間にハル・エコの子のノコを引き継ぐ準備を整えたのであった。
 今回は初夏のことでもあり、保温はシートタイプの床暖保温器エコパネルヒーター4W(トリオ)だけで済ませることにした。この保温器は発熱温度自体が40℃台なので、過暖房の心配は少ないが、念のためフゴの半分は外に出るようにして置く。暖かい部分とそうでもない部分があれば、ヒナ自身が適当に移動してくれるのだ。フゴには牧草を入れる。このフゴは目が荒いので、少し牧草の粉が漏れるのが腹立たしいのだが、床暖房の場合は寒ければもぐれるような牧草が使いやすいと思っている。
 エサはアワ玉(黒瀬)にスペシャル粉と小松菜ペースト。今回のスペシャル粉はヒナフトール(現代製薬)をベースにボレー粉、煮干し粉、カトルボーン、米ぬか、そば粉を混ぜたものとなった。もちろん、すり鉢で擦り(全部擦る必要は無い)、茶こしでパウダー状により分けねばならず、それをせっせと行ったわけだ。

 夜、今年の初トウモロコシに沸く文鳥たちをよそに、つぼ巣を交換し、ノコをフゴに移し、体重を量り(22g)、フゴを保温器の上に乗せた(今回の育雛室は放鳥部屋の文鳥の遊び場の真下)。そして、放鳥終了後に給餌を行ったが、一口しか食べなかった。今日は無理する必要はないので、体重を量り(21g)暗室に戻した。
 特に異常なし。正確な孵化日は分からないが、成長度合いから見て孵化16日目で間違いないだろう。予想通りほとんど真っ黒なヒナで、小ぶりで活発だ。父のハルは16日目21gからどんどん大きく重くなったが、ノコはどうだろう。願望なのかも知れないが、何となくメスのような気がするがどうだろう。どうかなぁ・・・。
 残り物には福があるそうだから、いろいろ前途に期待しよう。

 今夜は、オッキのカゴを移動し、ゲンとニッキの同居を開始した。放鳥終了後、いつもとは違うので戸惑っていたが、さほどの混乱は見せずに、それぞれ就寝してくれた。騒動が起きるとすれば明朝か、少し早起きしなければなるまい。

文鳥の簡易育雛室

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