一昔前の密室談合同然の手法で、野党第一党が代表を選出し、たまたま見つかっただけの神戸が悪者にされ(熱心な医師が偶然詳細検査に出しただけなのに、神戸だけが特別ですか?「科学的」なら簡易検査でA判定を受けたかなりの数を詳細検査に回すようにし、どの程度蔓延しているか調べたらどうです?そして蔓延していたら、みんな自宅待機するのですか?まだ日本人の感染者に重篤患者すら出ていないのに)、定額給付金の支給はまだ受けていない本日ただ今、アート・ルキサンさんに注文した絵画が届いたのでした。
今回は、50cmx40cmくらいの大きさの絵とより小さい文鳥の絵を探しておりました。
50cmx40cmくらいの大きさの絵、まさに以前絶賛したARSANAさんの作品はそれだったのですが、わりに日当たりの良い場所に飾る予定だったため、絵画や歴史資料の保管についての教育を受けてしまった者には手を出しかねました。日のあたる場所には取り替えの利くものを「展示」すべきなのだ、と言う概念がしみついているわけです。
ARSANAさん文鳥の絵は、私の感覚では取り替えが利かない名作なので、より大事にされるはずの他の人に譲ることにし、文鳥以外の絵である程度形式化されていて取替えが利きそうなTISNAさんの作品を選びました。牧歌的で明るい絵で、自転車というのが良いところです。なぜなら私のお店は自転車操業だからですね。実に似合いです。
それは買いとして、文鳥の小さな絵の方で悩みました。これについてはGAMAさんのオッポナ文鳥取り合わせに心惹かれたのですが、自室の源頼朝の肖像画(昔、国立博物館で購入した美術印刷物)のはす向かいに飾る予定のため、バリ的な額縁の画は似つかわしくないように思えました。また、その飾る予定の場所が頭上で少し離れているので、近づいて楽しむべき作品は適当ではないような気もしたのです。
そこで、これも以前からチェックしていた、ワイルドに稲穂を食い散らす文鳥の姿とシンプルな額装と価格が魅力的なOKAさんの作品にしました。
結果、我が家のキュレーターとしては見事なチョイスでした。TISNAさんの作品の実物は、アクリル絵の具ながら塗りが厚く油絵のような立体感があり、近くで見ても見ごたえがあります。階段を下りる際は正面にあって近づいて見ることになるのですが、力強くそれでいて明るい画面が素晴らしいです。OKAさんの作品の実物は近くで見ると文鳥の表現が少々荒いですが、少し離れて見ると、文鳥が浮き出してきて印象が変わりました。青い空に緑の稲穂に文鳥と緻密で重層的な深みのある絵になるではありませんか!
そういったわけで、今回も満足でありました。
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