換羽するらしいラック
昨秋生まれの3羽は今年は換羽しないと思っていたが、ラックにだけその兆候が現れている。尾羽が少なくなり、頭に筆毛らしきものが見られるのだ。
ラックは3羽の中では生まれるのが一番遅かったが、ヒナ換羽も一番早かったし、ぐぜるのも異性に目覚めるのも早かった。早熟と言えるだろう。
他の2羽、イブとシューが、良くも悪くも我が家的で、鏡を回したり乱暴狼藉に及んだりしつつも人懐っこいのに対し、人間と距離を置くタイプだ。はっきり言えば、可愛げが無い。
しかし、顔は美形だ。ヒナの頃から口が小さいわりには体重が重かったが(反対はアト。アトの場合は、『育て親』がやすやす入る大口だったが、体重はそれほどでもなかったのだ)、長じても、クチバシの細いメスのような容貌をしている。・・・整いすぎてつまらないかもしれない。
しかし、ノロの五代孫であり、デコの孫でもあるから、天然ボケの才能が隠されているはずだ。その才能が今後どのように花開くのか、期待したい。
【余禄~またインフルエンザの話~】
やっと「水際作戦」にひっかかる感染者が出たそうで、また騒いでいる。何でも「こうした検疫をしているおかげで、国内への新インフルエンザの持ち込みは防がれている」のだそうだ。しかし、それを本気で言っているなら、大笑いだ。なぜなら、ようやく発見されたのだから、それ以前は「水際作戦」の検疫などやらなくても、持ち込みは無かったと言うしかないではないか。。
そもそも、何とか国で感染者何人とか報道しているが、あれは確認出来た人数に過ぎず、とっくの昔にあんなものではないと考えるべきだろう。普通に観光していたら感染するのだから、すでに北米には蔓延していると見なすべきで、ようするにすでに世界的な流行なのだ。
検疫はその場の異常者だけを発見できるだけ、潜伏期間なら手も足も出ない。ましてや、普通の検査では新型かどうかなどわからない。新型と言うが、症状は季節性インフルエンザと変わらない。この3点を冷静に考えれば、自ずと答えは出るだろう。
悪寒がする。だるく熱がある。もちろん海外渡航の経験もなければそういった人と接触もしていない。当然普通に病院に行く。病院では簡易検査でインフルエンザとわかり、何らかの薬が処方される。家で養生して治す。・・・実は新インフルエンザだったかもしれない。
その程度のもので、おそらく冬には現実化し、来年には「新」ではなく「Aメキシコ型」と呼ばれる可能性が高いだろう。何を騒いでいたのか、まあ、その頃には忘れてしまうのだろう。実におめでたい軽薄さだ。
弱毒性で騒いで、強毒性が発生した時に気がゆるんでもらっては困るので、心したいところだ。
ところで、この新インフルエンザが強毒化する可能性を指摘する見解があるが、それなら弱毒のうちに感染すれば、免疫が出来て、多少変異して強毒化した後にも有効だと思うのだがどうだろう。
季節性インフルエンザも毎年少しずつ変異するので、予防接種はほとんど意味がないと言う説もあるし、何ともあやふやな領域ですな。
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