換羽でいらつき気味のテン
朝、一時的にだがカゴの中でテンが妻のカエを追いかけていた。換羽の真っ最中でイラついているものと思われるが、そういった時にドメスティックバイオレンスに及ぶ、実に禍々しい性質は、ヤッチ、キュー、テンと続く遺伝のなせる業であろう。
「テメエ、何だってクチバシとんがらせてやがんだ。えーっ!目ざわりだってんだよ!」といった、なぜか江戸弁で理不尽な難くせをつけるわけだ。
しかし、ヤッチの妻の故サイは相手にせず、キューの妻のシズは自分以外のものに怒っていると解釈して一緒に怒り、テンの妻のカエはまったく鈍感で動じない。・・・それぞれ、良い嫁に巡り合ったと見るべきだろう。有り難いことだ。
コメント