コレクター化した飼い主

文鳥の銅細工2
お気に入りの銅細工

 元々、一時流行った『チョコエッグ』の文鳥フィギュアも入手しなかったくらいで、文鳥グッズを集める趣味は無かったのだが、昨年末にバリの文鳥絵画を購入してから、細々とした蒐集癖が宿ったようだ。
 で、そのバリ絵画のお店『アート・ルキサン』の店長さんが、現地に出張されるとの知らせを受け、当然余計なことは言わないながらも、実は内心期待しているのであった。

 プンゴセカンで文鳥芸術に目覚め、この際、秋田市立千秋美術館に佐竹公の『竹に文鳥図』を見に行こうかと少し考えたりしたが、その余裕がなく、気がついたら、プンゴセカンのコミカルな文鳥の絵に何となく似ている銅細工の文鳥を買って、絵の手前の鴨居に突きさし、さらに、最近より古そうで作りが細かな銅細工を入手し、ぺらぺらの薄いケース↓に入れて毎日見て楽しんでいるのであった。芸術趣味と言うより骨董趣味に片足を突っ込んできているのかもしれない。
 この銅細工は、小鳥とあって文鳥かどうかは微妙だったが、八つ手の葉っぱに乗っているのは床の間の置物としての文鳥銅細工の定番の構図らしいので、たぶん文鳥だろうと当て推量して入手した。果たして文鳥だったが、顔がかわいくない。表情は怖いくらいで、こういった怖い動物の表現は前近代のものに多いから、かなり古い物かもしれない。
 憎たらしい精巧な銅細工と、愛嬌のあるチープな銅細工、とりあえず銅細工はこのくらいで終わりにしないと・・・。

【金張り】横幅30×奥行18×高さ18(cm)人形ケース雛人形ケース五月人形ケース木目込み人形ケース

文鳥の銅細工1
怖い顔した文鳥は古い物?
愛嬌のある文鳥銅細工
かわいい文鳥は比較的新しいもの?

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