勘違いでうまくいく

色気より食い気の文鳥(シュー)
色気より食い気の文鳥(シュー)

 マキは半ば巣ごもり状態になっている。掃除の際にカゴから出て行くが、自主帰宅を覚えて戻るようになった。
 同居のイブを邪険にする様子はなく、かえってイブに迫害されることさえある。通常、巣ごもりの際は卵やヒナを守るために、伴侶以外の生き物が近づくと攻撃するものだが、マキは巣の中、イブは巣の上、と住み分けられている。
 この共存は、マキの方の勘違いの結果ではないかと思われる。もちろんイブには欠片もそういった気はないのだが、巣の上で警戒してくれていると解釈しても不思議はない構図なのだ。
 とすれば、抱卵に飽きた時、マキは「伴侶」のイブに接近していくはずで(繁殖期が続けば交尾を求めるはず)、問題はイブがそれをどのように受けるかにありそうだ。注目したいところだ。

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