歯のない鳥をうらやむ

換羽初期の文鳥(キュー)
換羽初期のキュー様

 文鳥には歯がない。従って虫歯にはならない・・・うらやましい。

 まったくの余談ながら、ブラウンの安い電気歯ブラシを使うようになってから歯医者に行かずに済んできた私は、おそらく5年以上10年未満ぶりに歯医者に行く事になった。昔詰め物をしたところが再発したようで、一週間ほど前に痛んだのだ。
 本当は昨日例の野球が終わったら行こうと思っていたのだが、家を出ようと思った時にダル兵衛君が(活躍するとダルビッシュ様で、打たれたり何かしでかすとダルベエと呼んでしまうのだ)、同点にして盛り上げてくれたので行きそびれてしまったのだった。
 で、麻酔をかけられ神経抜いた。痛かろうと何も言わないのだが(「痛かったら言ってください」と歯医者さんは仰るのだが、神経の近くを削られればほとんどいつだって痛いので、失神寸前の痛み以外は黙っているしかない)、もう一本自覚症状のない方は抜かねばならないと宣告され、長期戦になることにうんざりするのであった。
 歯医者さんは感謝はされても好かれない因果な商売だ。

 虫歯の悩みを知らない文鳥たちだが、定期的に換羽という我々人類にはわかりにくい悩みを抱えている。
 換羽の初期状態のキューは、数日前までいらだって妻のシズと「プロレス」をしていたが(この夫婦のスキンシップは普通ではない)、最近は手のひらを返すように毛づくろいなどして仲むつまじくしている。感情のアップダウンが激しいのだろう。
 天気予報では、花冷えで数日寒そうだが、それが終われば春で、換羽も本格化するものと思われる。いらだっても、歯医者通いの飼い主にあまり当たらないように願いたい。

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