クチバシに塩土をつけて威嚇するノロと動じないシュー
最近というより昔からだが、ノロ爺さんは箱巣の中で熟睡していて放鳥の開始に気づかず、残り30分ほどになって出てくることが頻繁にある。
彼の好物は駄じゃれのようだが鉱物であるらしく、『キクスイ』の塩土ボレーを不思議なくらいに食べる。これは娘のモレも同じだったので、体質のなせる業なのかも知れない。
塩土については、食べ過ぎると何とかかんとか、良くない成分が云々かんぬん、根拠が明確なのか否か今ひとつ怪しげな話が一昔前に流布したものだが、鉱物は胃に滞留して消化の助けになり、また人間と違って塩分(ナトリウム)の摂取機会が少ないカゴの鳥には、その貴重な栄養源にもなる。ボレー粉を与えておけば特に必要ないと個人的には思うが、目くじら立てて否定するのはおかしな話のように思う。
インコ類だと、硬い固まりを面白がってむしるうちに食べ過ぎることもあるらしいが、文鳥の場合固まりのままの塩土を与えても、突いてもくれないことが多い。これはクチバシの形状の違いによるもので、文鳥に与える場合は、ついばめるように砕いて細かくしておいた方が良いようだ。
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