サイの逝去

 いつもながら誠に心苦しいところですが、ご心配をおかけするのも申し訳ないので、早めにサイの逝去をお知らせいたします。

 昨日の朝には予感し、昼には確信し、夜には覚悟していましたが、今朝、カゴの底で冷たくなっていました。亡くなったのは明け方ではないかと思われます。
 文鳥の容態には、獣医さんには怒られるに相違ないですが、不可逆なポイントがあると思っています。それがどういったものか説明は難しいですが、そこを越えての回復はほぼ絶望的といったポイントです。文鳥のような小さな生き物は、実に繊細なので、病状が進むと回復する余力がなくなってしまうのだと思うのです。ただ、センの場合や今回のサイの場合は、代謝のサイクルが突然狂ってどんどん悪循環を繰り返して衰弱していくような印象を受け、狂いが生じた時点ですでに不可逆なものを感じています。
 昨日箱巣を撤去した折に卵が2個あったので、それが原因にあるかも知れず、やはり開閉口の開けっ放しが引き金になったのかも知れず、よくわかりませんが、実に劇的な悪化です。それでもセンの時はそれ以前より前兆があったのですが、今回は実に突発的でした。心臓が弱まるでもなく、食欲はありながらも消化が出来ず、ブドウ糖も受け付けない様子で、血色が良いままに衰弱死するのですから、実に奇妙と言えるかもしれません。

 何はともあれ、まだ若い死を悼みつつ、冥福を祈りたいと思います。

 

文鳥のお墓

 

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