夫の暴力にめげないシズ
朝、「文鳥団地」に行き、ラックの温室カバーの前面を引き上げ、カゴの1つの開閉口が洗濯バサミで開いたままになっていて、そこでサイが羽毛を膨らませてたたずんでいるのに気がついた。昨夜、閉め忘れたのだ。
どうやら、入り口が開いているのに気づいたサイが、飛び出そうとしたもののビニールシートにさえぎられ、その状況が理解出来ずに相当暴れてへとへとになってしまったようなのだ。よく見ると、クチバシの表面に擦過痕があり、帰るに帰れないと思い、カゴの金網をに擦り付けたものと思われる。・・・危ういところであった。以後さらに気をつけねばなるまい。
かなり心配な状況だったが、夜にはだいぶ回復してくれた。数日のんびりして元に戻って欲しいところだ。
昨日あたりから、キューの家庭内暴力が激しくなった。妻のシズは悲壮感がゼロで、一緒に威嚇音を発し、適当に反撃もする。元々そうしたバイオレンスな仲から夫婦になった変な文鳥たちなのだが(プロレスごっこだろうか)、今日は一段と攻撃が激しくなり、キューの一方的な攻撃になってきてしまった。
何が原因か本当のところは不明だが、早めの換羽でいらだっているところに、隣にマキが出現して、それをのぞきにラックたちが頭上をうろつき、神経を逆なでされたのかもしれない。いらだちによって、巣に対する偏執が強まり、ついには妻をも邪魔者と見えるようになったのではなかろうか?
とりあえず、キューが新聞紙などを山ほど運び込んだ箱巣を取り上げ、つぼ巣に置き換えた。結果、暴力は止んだが、万一再発するようなら、一時的にシズとマキを同居させる必要があるかもしれない。困ったものだ。
コメント