イブがマキに接近すると嫉妬するラック
朝、マキのカゴを「文鳥団地」に移動する。一羽でさびしがっていたマキは喜んだ。イブたち3羽とその他短時間放鳥出来る一部の文鳥たちも、マキをカゴの外から観察し、格子越しに争うようなこともなく穏やかであった。
夜、 放鳥。マキのカゴも開けておくと、飛び出してきて・・・、正面の家具にぶつかった。自分では飛び上がれないようなので拾い上げようとすると、せまく暗いところにもぐりこもうと逃げる。何とか取り押さえ安定した場所に置くが、何かの拍子に飛び立ち、まっすぐ飛んだ先のスダレやカーテンや配線や電話のアンテナにしがみつき、そこから動けない。
羽ばたくことは出来るのだが、左右上下に方向を変えるようなことは出来ないわけだ。これは、生まれて一度もまともな飛行をしたことがないことを示している。翼や尾羽の使い方、飛び方がわからないのだ。それでも、センスのある個体はすぐに飛び方のコツをつかむのだが、マキは反射神経は発達しているのに不器用なタイプのように思われる(飛び片側からないくせにバサバサ飛ぶ)。まともに飛べるようになるには時間が必要で、その間要注意だ。
特にオスたちに襲われることはなかった。一時奇跡的にテーブルの上のスタンドに落ち着き、そこに例の3羽がやって来て顔合わせする場面もあった。イブは興味がありそうだったが、ラックが間に入ってやたらと邪魔をしていた(結局蹴飛ばしてマキをはじき倒し、マキはテーブルの下に落下した)。すんなりとはいかなそうだ。
一方、危ないのでカゴに帰らせておくと、シマがそのカゴに普通に入り込んで行った。田舎のプレスリーは何と素早いことかと思ったが、さほど執着はないらしく、マキに適当にあいさつをしたくらいで出てきてしまった。どういうつもりか良く分からないが、どうも体調が思わしくないのと(換羽の前兆なら良いのだが、軽い運動障害で「肩で息をする」シーンがある)、好みのタイプからは少しずれているのもあるのか、積極的なアプローチには至っていないようだ。
シマの体調が戻れば、マキのカゴに居つくかもしれないが、何となくイブとうまくいくような気もする。とりあえずこのままの体制で様子見しようと思う。
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