バレンタインデーの枝豆

枝豆に群がる文鳥たち
枝豆に群がる文鳥たち(中央はエコ)

 バレンタインデーでさえも、男性から女性へプレゼントするのがはやっている、などとお菓子メーカーをスポンサーに持つ民放各社が懸命に宣伝していたが、何とも浅ましい限りだ。女が付き合いのお義理で、麦チョコの一粒ずつでも恵む分には良いが、男が女にお義理で何かプレゼントするだろうか?
 そもそも、2月は気味の悪い新たな習慣を、商業的下心の元で展開しようとされる月らしく、実によろしくない。今更だが、何なのだあの節分の恵方巻とか言うのは!その年の縁起の良い方角を向いて、黙って太巻きを一本食べろなどと、初めて聞いた時にあまりの馬鹿さ加減に「怒るより笑っちゃう」が、お調子者が習慣にしてしまい、その者が年をとってそれをやったらどうなるかくらい考えているのか、流布している者どもを問い詰めてやりたい。万一あれが年中行事として一般化したら、のどに詰まらせ大変なことになることくらいわかるはずだ。そんなことで死ねば、確か他人から見ればお笑いではあるが、薦めた者にも責任の一端はあると自覚しても良いだろう(早食い番組など垂れ流した者どもは、お調子者の子供が真似をしてなくなった時、少しは自粛したはずだ)。

 さて、せっかく年齢性別関係無しにプレゼントをする日だそうなので、文鳥たちに何かしないといけない気分になったことにして、とりあえず枝豆をふるまった。
 これで感激してくれるのだから、文鳥という生き物は実にありがたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました