飛行写真より非行写真

次々に飛んでくる文鳥の図
次々に飛んでくる文鳥たち(手前からキュー・ハル・シン)

 文鳥が飛んでいる姿は素敵だ。なかなか肉眼ではわからないが、羽ばたいている瞬間瞬間で違った姿になる。
 撮り方は、コツさえつかめばそれほど難しくはない。ストロボを使い、飛んでくる場所に焦点を合わせて待つ、それだけのことだ。
 室内でストロボを使わずに撮れる文鳥の姿は、奇跡的に動かずに静かにしている時のものだけだろう。素早く動かれたら確実にボケるし、高感度にすれば画像が荒くなるだけだ。案外ストロボの発光にはすぐ慣れるので(我が家の非手乗りたちが証拠)、妙な思い込みをせずに、飛んでいる写真が撮りたければストロボは常時発光にせねばならない。
 そして、写真に納まるはずの文鳥と同じくらいの距離のものに焦点を合わせ、シャッター半押し状態で飛んでくるのを待つ。シャッターを押すタイミングは、繰り返し失敗することで覚えるしかない(うまく撮れるようになっても、すべて成功したら神様)。
 うまくいかないとデジカメのせいにしたくなるが、あまり関係ない。最新機種である必要はゼロ。画素など300万くらいあれば十分で、1000万画素で巨大な写真を撮っても編集の際面倒になるだけだ。5000円以下で中古で買えるデジカメで何とでもなる。ただ新しいデジカメの方が液晶画面が大きく(私はファインダーをのぞかず、液晶画面を見て撮っている)、そのわりにはバッテリーが長持ちするので、その点感心させられる。壊れたので買い換えたR8は、外見は飾りっけがなくやや大きめながら、バッテリーの持ちが良く、白文鳥の飛行写真がうまく撮れるので、日に日に気にいってきている(ただし露光は室内の夜でも『くもり』)。
 しかし、非行写真よりも、水浴び場で飛び蹴りしているような非行写真の方が、個人的には好きだ。こちらは非行写真以上に動きが早く、どのような姿に映るのか予想がつかないので、静止画像になった時に楽しいのだ。

R8で撮り縮小だけした画像
飛ぶ白文鳥

 

 
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