母に似て食べるのが大好きなシュー
シマはいつもと変わらない生活を送っている。横にモレがいないことをのぞけば、彼の日常生活に何の変化も無いのだ。カゴでは黙々と小松菜を食べ、ブランコに乗り、気が向けばさえずり、放鳥時には出て来て上方でくつろぎ、気がむけば降りてきて適当に食べ、特に浮気をすることも無く、時間になれば昨日のように自主的に帰るか、今日のように捕獲されて帰る。
このまま余生を送るようなら、寡夫の鏡だ。女房がいなくなったので、ハゲ増される事も無く春には凛々しさも取り戻すはずだ。かっこいい爺さんになってもらいたいところだ。
さて、今日は枝豆を特別に用意した。もちろんシマも食べていたが、誰よりもしつこく、いつまでもいつまでも食べていたのはシューだった。体格は小さいながら、母のシズに似て、食べることが好きらしい。実に頼もしい。
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