シマ静か

オスに言い寄るオス文鳥
傷心のシマに言い寄るシン

 モレが亡くなったので、シマをシューの別居のために用意しておいたカゴに移した。・・・気に食わないらしい。まず、ブランコの色が黄色だったのに黄緑になったのが不都合なようだ。また、カワイ製のつぼ巣、あの縄を編んだようなタイプの巣がお気に召さない。
 贅沢を言いやがる。と思いつつ、とりあえず今まで使用しておいたカゴを備品ごと洗って天日干しし、巣も黒瀬ペット製の伝統的なものにして、夜の放鳥時に交換した。
 放鳥時間中は静かであった。基本的にモレがいた時と同じ行動をしていた。掛け時計の上でまどろみ、シンに言い寄られ、少し逃げ腰ながら飼い主が持つミカンを食べる、といった行動だ。新しい恋愛相手を見つけようという様子は、今のところ皆無だ。これは、我が家のオスとしては、稀有なくらいに立派な態度だ。褒めてやりたい。
 放鳥の終了時間前には、自主的にカゴに帰り、黄色に戻ったブランコに満足げに揺られていた。・・・これほど健気な文鳥とは知らなかった。・・・、問題はいつまで続くかだが。

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