水浴び場のいつもの光景
飼い主は風邪をひき体がだるいが、文鳥たちはいたって元気だ。あやかりたいところだ。
ところで、風邪やインフルエンザになると文鳥にうつってしまうのではないかと悩む飼い主がいるものだが、これは杞憂と言える。
生物種が多様に存在するのは、免疫システムを多様化させて同じ病原菌の影響を受けないようにする目的もあると(少なくとも結果的には)考えられており、文鳥と人間といった生物種として遠い存在の場合、共通する病原菌などほとんど無いくらいなのだ。
人間は風邪などになると、その病原菌を排除するために熱を出す。これは病原菌が人間の平熱周辺で活動しやすいため、高温にして死滅させるか不活性化するために起きる現象だ。ところが、文鳥は人間より平熱が高いので、人間にとっての病原菌のほとんどは、取り付くことさえ不可能なのだ。
そういったわけで、風邪を原因に文鳥と隔離された生活を送る必要はないが、やはり熱でボッーとしている場合は、事故防止のため長時間を避けたい。
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