ニームパーチで憩うエコ・ハル
文鳥屋の回し者に相違ないが、ニームパーチは使える。昔↓のように考えたことがあるが、当時はニームパーチは販売されておらず、自然木の止まり木も一般化せず、それまで直径1.2センチの棒だったので、少し太くするだけだった。
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/bun2/mondai/mondai25.htm
しかし、爪とぎ効果を期待するなら、もう少し太い方が良さそうだ。写真のニームパーチはSサイズなのにMサイズの太さなので、自宅用に回したものだが、これくらいあると、明らかに爪の先が擦り切れる。
そもそも、昔の繁殖家(巣引き屋)や飼育書や、それの影響を受けた人たちの話は根拠が怪しすぎる。曰く、太いと安定しないので交尾しないとか、太いと爪が伸びるのが早いとか、はっきり言えば、何を寝ぼけているのかと思う。
自然界で交尾する際に、わざわざ直径1.2cmの枝を探して移動するだろうか?第一、髪や爪の類が外的条件で伸びるのが早くなるだろうか?まったく、思いつき以外にないたわ言にひきづられて、爪切りを頻繁にさせられては、たまったものではない。
硬い木は脚に良くないなどと信じ込んでいる人もいるが、木の素材の硬い軟らかい以上に、設置の仕方が問題で、きっちり両端を固定させてしまうと、クッションが無くなり衝撃が強まってしまうはずだ。その点自然木の止まり木は片側固定なので、文鳥が乗り移るたびにたわみ、それで衝撃を抑えることになっている。
インドのニームでも中国などの自然木でも良いが、この際日本の林業なり果樹園なりの関係者が、間伐した枝で止まり木を作ってもらいたいところだ。
(某ケージメーカーの自然木止まり木は、大きさ・形状・材質のすべてがばらばらな挙句に、500円から700円に一気に値上げしたので驚いたが、手間がかかるので、小売価格は1000円程度にはなってしまうのはやむを得ない気がする。品質をある程度そろえて国産の安全性などを強調すれば、支持者もいると思うのだが・・・)
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