ぬるまゆ温泉盛況

卓上水浴び器をめぐる攻防
祖父(デコ)の長風呂にいらだつ孫(ラック)

 文鳥は水浴びの仕方も好みもさまざまだ。例えばシンは、水飲み用の小さな容器でしか行わず、午後2時頃に水を交換してやると、目の前に人がいようと、小僧文鳥たちがのぞこうと、かまわず水浴びを始める。冷たくてきれいな水にこだわりがあるのだろう。
 しかし、卓上水浴び派の面々は、冷たいのは好まないようで、10月にはかなり利用が減った。そこで、給湯器37℃のお湯と水を混ぜ合わせると、活況を取り戻してしまったのだった。
 なお、お湯浴びをすると、羽毛の油脂が落ちてしまうので体に悪いとして、お湯を混ぜるのもいけないと思い込んでいる人がいるが、これは単純な誤解だ。同じ水道水でも、夏のそれは25℃あるかもしれず、一方真冬のそれは5℃くらいになることもあるだろう。その差20℃だ。もし真冬の水道水を、真夏の水道水並みにして悪ければ、真夏は水浴びなどさせられなくなってしまう。したがって、冷たすぎて水浴びしないようなら、温かい水(感覚としては20~30℃)を使えば良いのである。

コメント

タイトルとURLをコピーしました