ラックも孵化35日目

つぼ巣の文鳥ヒナたち
シュー?・ラック?・イブ

 たいして意味はないのだが、数年前から孵化35日目まで体重を記録している。そして、末っ子のラックが最後の体重測定を終えた。28g。実は、飛び回っては巣にもぐりこむので、すでに体重を量るのは困難なのだ。
 何しろ、賢い良い子に違いない3羽は、昨日から、夜放鳥の後に最後の餌づけと体重測定のため放鳥部屋に居残ると、睡眠時間と悟って、自分たちのカゴにあるつぼ巣と同じ仕様のつぼ巣に3羽とももぐりこんでしまうのだ。
 昨日はそれでもお腹が空いているので、エサを食べるために降りてきた。しかし、今日は、放鳥時間中にカナリアシードなどを散々食べて満腹したらしく、イブ以外は最終の餌づけを食べなかった(ラックは一度も食べず)。このまま、案外早熟らしい末っ子のラックに引っ張られてひとりエサになってしまうのだろうか。少し残念だ。
 なお、ラックは今日もおとなたちのカゴの後ろ側で、一羽でゴショゴショとつぶやいていた。これはオスと認定しなければならないだろう。さて、残りの2羽がどうなるか、今の感じでは、イブは7対3でオス、シューは6対4でメスと見ているが、予断を許さないところだ。
 3羽オスなら、飼い主は数ある卵からオスを選ぶゴッドハンドで、世のオス文鳥優先主義者垂涎の超能力の所持者と威張りたいところだが、実は「娘」に「婿」を迎える方が楽なので(オスはさえずるので間違えて買う心配がほとんどない)、本人には不都合な能力なのだった。とかく世の中ままならぬ。

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