孫の嫁(エコ)を襲うノロ爺さん
ノロをあの汚い鳥獣店から連れ出したのが、2001年12月。いったいその時、売れ残りと思われる背中が曲がり小柄ですすけた羽毛の文鳥が、何歳であったかはわからない。ただ、どんなに若いにしてもその春生まれで現在は7歳で、普通に考えれば前年秋生まれの8歳のはずだ。
それで、若いメスに襲い掛かる(簡単にかわされる)元気があるのだからたいしたものだ。
さて、ヒナ3羽は当然元気で、日中は透明ケージの自然木止まり木に並び、日が暮れると底のマス箱(稲ワラが敷かれている)で固まって眠っている。実にかわいらしい。
当然、この文鳥の一生の中で一番かわいらしい時期を満喫するため、暇さえあればケージから出して遊び、つかの間の握り文鳥を楽しんでいる。
こういった楽しみは、自分で餌づけして育ててこそ倍加するものと思われる。そもそも、まだ餌づけの続くこの時期は、ひとりエサ後ではわからない。何と通勤しなくて良い身分は有難いことだろう!(ただし休日などないのだ!)。こうして育てた文鳥は、まず他人に渡せるものではないだろうし、その気持ちも、育ててみれば必ずわかるだろう。
ただし、一日時間があるからといって、本当にずっと出しっぱなしにしていると、後で困ることになるかもしれない。将来的に鳥カゴでで飼育するのなら、頻繁にカゴに戻すべきで、さもないと、鳥カゴに入るのを拒否したり、入っても落ち着かずにそわそわ鳴き惑うようになってしまう危険性が大きくなる。
文鳥の一般的なしつけがあるとしたら、そういったところだろうか。
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