「リスペクト」される文鳥

孵化31、25、24日目の文鳥ヒナ
巣材をかじろうとするイブと真似するシュー

 体重は孵化31日目のイブが27g、25日目のシューが25g、24日目のラックが29gであった。
 シューはだいぶ脚がしっかりしてきている。かなり神経質なタイプで、物音に敏感に反応して動き回りすぎるくらいに動く(ラックは踏まれる)。母親が無邪気なシズなので、そういった感じになるかと思ったが、案外気の強い女王様タイプになるのかもしれない。
 それほど大きくは見えないのに、体重は29gあるラックは、その体格も顔つきも父のポンに似ている。祖父のデコが隔世遺伝で身に付けたノロの天然ボケを受け継いでくれるのではなかろうか。
 イブは、なぜかものすごく出来が良い文鳥に思える。簡単に言えば祖父のキューに似ているし、ずっとたどればヘイスケを思わせる。この2羽を、飼い主は尊敬、最近のはやり片仮名英語で言えば「リスペクト」している。なぜかと言えば、妙な仮定だが、自分が文鳥であったとして、きっと真似できないからだ。いくら頑張ってもあそこまで巣作りに打ち込めないし、文句も言わずに女房以上に子供の面倒は見られない。イブにもそうなって欲しいところだ。
 そう言えば、キューの名前を決定づけたマラソン選手の高橋さんが引退されたが(9代目なのでキューにしようと考えたものの、キューちゃんでは九官鳥だろうと二の足を踏んでいたところ、キューちゃんの愛称で知られる高橋尚子さん彼女がレースで復活優勝した)。我が家のキューは今日も元気だ。3羽のヒナたちは、飛びまわるようになったら、やはりキューの後を追いかけるのだろうか、それとも態度も顔もでかくインパクトのあるアトを追いかけるだろうか、楽しみなところだ。

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