孵化6日目のキュー・シズのヒナ
聞こえてくるヒナの鳴き声は、テン・カエの子「イブ」のものだけだ。後の2羽は実に静かだが、これは経験上静かな方が普通で、「イブ」は元気が良すぎると言える。1羽っ子は口を開ければすぐに給餌されるので、大げさに鳴く必要が無いのだ。
さて、いくらヒナの鳴き声がしなくても、天才のキューのことなので、飼い主ごときが心配するなど恐れ多いくらいだが、隙があればのぞき見する気でいる。そして昼の飲み水交換の短時間放鳥の際にチャンスが訪れた。キューとシズが一緒に外に出てきたのだ。
ヒナ、やはり何ら問題ない。孵化6日目で矛盾する点はなさそうだ。これからもすくすく育ってもらいたい。
ヒナの引き継ぎ準備は、今日で完了した。アワ玉330gにパウダーフード30gを加えて容器でシャッフルしたし、昨日書いたようなもの(ボレー粉・カトルボーン・煮干・米ぬか・そば粉)を粉末にして混ぜたスペシャルパウダーも作った。
ボレー粉その他はすり鉢ですって粉末にするのだが、昔はすべてのボレー粉を完全に粉状にしようとして大変な骨折りをした。今はそういった疲れることはしない。ある程度ゴリゴリすったら、ふるい(茶こし)にかけて、茶こしを通過した粉末だけを使うのだ。茶こしに残ったボレー粉は草花の肥料にする。
「育雛室」の稼動試験も行った。底に敷くシート保温器(『ピタリ適温1号』)はずいぶん昔から使っているが(5、6年にはなるはず)、問題ないようだ。フゴの外が温度28.6℃・湿度52%の時に、フゴ内部は温度31℃・湿度62%くらいになっていた。もう少しサーモスタットの設定を下げてもよさそうだ。
コメント