アイの有精卵も確認

「おみやげ」物色中のアイ
「おみやげ」物色中のアイ

 放鳥終了30分前、ポン・アイの検卵を行う。カゴを引き出し上部をはずすがアイは出てこず、箱巣の上ブタをはずして急に明るくなっても、しばらくどこうとしなかった。実に感心な態度だ。
 もちろん手を出されれば、非手のりなだけに逃げていく。そこで確認したところ、卵は普通サイズに均質なのが7個。すでに6個は青黒がかって見えるので有精卵、黄色い1個も電灯にかざすと血管が見えたので有精卵のようだ。これまた、ずいぶんと優秀だ。
 室内照明では中が透けない状態と言うことは、20日の完全巣篭もりより抱卵開始は少し早いかもしれない。となれば、孵化予定日は来月4日のキュー・シズの卵と同じくらいと見なせそうだ。
 30分ほどまさに羽を伸ばしたアイは、カゴに戻せばすぐに巣篭もりに戻った。偉いものだ。

 メイは今夜は最後まで姿を見せなかった。いよいよ彼女も巣篭もりかと思ったが、アトを帰すと箱巣から出てきて、夫婦そろって文句を言う。また出せと言いたいらしい。
 ・・・どうやら寝過ごしただけのようだ。掃除を終えた30分後に様子を見ると、箱巣の上の狭い空間にアトと並んでたたずんでいた。
 3羽でも4羽でも大して変わらないと、30羽にせまる危機感の中で開き直ろうと思い始めていたが、この夫婦はまだかなり心もとないようだ。

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