複数が好きですが・・・
個人的には複数の文鳥がいないと我慢できない。一人対一羽で相思相愛の関係、「握り文鳥」、には強くあこがれるのだが、好き放題飛び回る文鳥たちの相互関係を観察するのはいつまでも興味深く、さらにその文鳥社会に飼い主も組み込まれているのに気づかされるのが楽しいのだ。
したがって、文鳥マンガとしては、今市子さんの『文鳥様と私』にシンパシーを感じる(と言いつつ、呼んだのはかなり遅く、5巻までしか読んでいない)。しかし、如何せん飼育方法として危険が多く、安易に真似しそうな初心者には薦められない(個人的には親近感があって深読みするので、飼い主の行動を笑ってばかりもいられなくなりくたびれてしまう)。
今日、パソコンの小道具と一緒に、立花晶さんの『すぴすぴ事情』と言う文鳥マンガが届いた。副題が「白文鳥偏愛日記」とあり、白文鳥の手乗り一羽飼育にこだわる作者と少し虚弱な白文鳥スピカ君との生活を通じて、ディープな文鳥飼育の実際を紹介した作品だった。
こちらは、飼い主としての行動も問題とされる点はないと思われ、一羽の手乗り文鳥を飼育する文鳥の飼い主には、大変に参考になると思える(文鳥の行動の意味についての細かな考え方には異議もあるが、それは何が正しいとは言えない)。初心者飼い主には積極的に薦めたい一冊だ。
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