たまには白文鳥(シン)
私は文鳥の色柄は、何を差し置いても桜文鳥だと思っている。シナモンやシルバーなどの品種が登場しても、この点身じろぎもしないから自分でも不思議だ。あの、黒い頭と白い頬と真っ赤なクチバシ、そしてガンメタリックとも言えるボディ、これを奇跡的な組み合わせとして、脳みそが捉えているらしいのだ。
もちろん他の色の品種も好きで、実は隙があれば飼いたいと思っている。しかし、一般飼育者としては、嫁鳥か婿鳥として迎える以外の考えが無く、子孫は桜文鳥を逸脱できないので、機会が無い。妻鳥に先立たれ現在一羽暮らしのハルなど、後妻にシナモンやシルバーを迎えるチャンスと思ったのだが、やたら好みにうるさそうなので実行出来ないのだ。桜文鳥集団で育てば、他の色には興味を持たない可能性が大きい。
そんな中、白い羽が多いほうが好きだった5代目のオマケという文鳥は貴重で、おかげで白文鳥が再来し、それに感化され、白文鳥以外には興味を持たないシマの問題行動により、白文鳥の比率が増えた。
現在3羽。もっと写真を撮りたいのだが、2羽(シン・メイ)はテーブルの上に降りても来ない。馴れ馴れしいというかたくましい1羽(ミナ)は、白文鳥と言うよりオンボロはげのジャリンコ文鳥と化していて、品の好い白文鳥の姿ではないのだ。
いつになれば、テーブル上の複数の白文鳥がアップでフレームに収まるのか、もしかしたら永久にチャンスは訪れないのか、予断を許さない。
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