台湾産は年中無休

リモコン上にたたずむゴンナ様
リモコン上にたたずむゴンナ様

 今夜はスペシャルメニューはなかったが、「文鳥団地」の裏にカーテンをつける作業のため、ゴンを強制的にテーブル上にお迎えした。
 ゴンは、長い時間テレビリモコンの上にたたずんでいた。ボタンによって滑らず具合が良いようだ。とりあえず目の前にいるので、いろいろ褒めちぎって言葉をかけるが、半ば以上わかっていながら、当たり前のような涼しい顔を続ける。やはり女王陛下だ。

 さて、カーテンその他を買いにホームセンター(セキチューみなとみらい店)に行ったが、いちおうペットコーナーもチェックする。丈夫そうで白斑が多く、そのタイプを探している時(オマケの後妻探し)にはいなかったメスが、売れて次が入荷するのを待っているのだ。
 それにしても、この店には文鳥のヒナたちがいる。先日、処々のペットショップを経巡って真夏でもヒナが潤沢なのに内心驚いていた。何しろ、昔はなかった現象なのだ。
 このヒナたちは、ほぼ全て台湾産と思われる。日本の生産農家や繁殖家は7、8月は繁殖させない、と言うより、文鳥たちが繁殖しないのが普通なのだ。・・・では、なぜ台湾では年中無休なのか?
 これは想像だが、一年中気候変動の少ない熱帯原産の文鳥には、本来決まった繁殖シーズンはないのではなかろうか。換羽時期もバラバラなので、トータルで見れば年中繁殖を続けているわけだ。つまり、日本で夏に繁殖休止になるのは、四季の変化のはっきりした日本の気候への適応に過ぎないのかもしれない。
 とするなら、現在空調のしっかりした室内で飼育され、わけてもDNA的にも台湾由来の要素を含んでいる可能性のある文鳥なら、換羽時期が一定しなかったり、夏に繁殖をしても別に驚くことではないのかもしれない。そろそろ、季節的な変化という固定観念は変えていく必要があるような気がしている。

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