気楽な一羽暮らしのハル
一羽暮らし中のハルは、特に目立った問題行動を起こしてはいない。ただ、その危険性は大いにある。キューやポン・テンといったハル好みの眉目秀麗なオス文鳥にさえずっているならご愛嬌だが、カナ・オッキ・サイ辺りにちょっかいを出して、その家庭を崩壊する挙に出られたら困る。
実際、すでにちょっかいを出していて、それぞれの夫文鳥に撃退されている。否、浮気なら孵化させないので構わないのだが、万一サイに略奪愛を仕掛けたら、元々ハルの兄貴分だが神経衰弱文鳥になっているヤッチがそれを撃退出来るのか不安だ。
やはり早めに手を打つべきか、悩ましところだ。
【ペットショップの踏査】
そこで今日も消極的ながら、メスの桜文鳥探しに向かった。
あまり長時間見て回る時間は無いのだが、とにかく東急東横線の新丸子駅に行く。しかし、残念なことにマルを購入した実績のあるお店はお盆休みだった。もう一軒のより駅に近い古びた小鳥屋さんは、薄暗い店内の奥に1羽メスらしき桜文鳥がいたが、先天的か後天的かはわからないが、片翼がおかしかった。他は手乗りヒナ崩れらしき白文鳥か数羽なので問題外。
JR南武線で川崎下車、百貨店7階のペットショップに行く。真夏だが、潤沢に白文鳥と桜文鳥のヒナがいる。この店の特徴は、成長するほど値段が上がる点だ。売れ残ったと言う捉え方ではなく、そこまで手間をかけて手乗りに仕上げたといった感覚なのだろう。従って、ヒナ換羽が終わるまでに育った桜文鳥は7500円という値段となっている。成鳥はペア売りだが、以前メスだけ売ってもらったことがあるので(サイ)、今も可能だろう。3羽いた。桜文鳥同士のペアと、白文鳥とペアにされている一羽だ。どれがメスかはわからないが(脚輪をしないようだ)、姿が良い2羽がメスに見える。しかし、感銘を受け、是が非でもペアをばら売りさせたいと思うほどでもない。曰く、ほっぺたの形が気に食わない。その白い部分は、カマボコのようにカーブしているのが理想だが、この文鳥たちは直線に近い。何しろ今回は消極的なので、いちおう購入せず帰宅した。
3日連続で歩き回ってうんざりなので、少し間をおこう。
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