文鳥夫婦も添うてみよ

共同でつぼ巣を防衛するテン・カエ
共同でつぼ巣を防衛するテン・カエ

 「馬には乗ってみよ。人には添うてみよ。文鳥は飼ってみよ」とは古よりの金言である。馬には乗ってみないと癖がわからないし、人間は付き合ってみない性質がわからないし、文鳥は飼ってみないと魅力がわからないのだ。
 このうち、「人には添うてみよ」は、カップルの話として用いられることがあり、お互いはじめは違和感があっても、慣れ親しめば変わってくるというわけだ(大昔は付き合うことも無く結婚となるので、愛情は後からやってくる)。この点、文鳥のカップリングにも通じることが多い。
 気が付けばテンとカエはカップルとなり、今日は連れ立って諸方に遠征して転戦。おかげで、カエは再びテーブルに降りて、おやつを食べるようになった。昨日はしなかった事を、今日はするから面白い。今後とも仲良くあってもらいたい。

【ペットショップの踏査】
 消極的なメスの桜文鳥探しを、わりに積極的に開始した。矛盾するようだが、ようするに目的が無い限りペットショップにはほとんど近づかないので、非常にせまいストライクゾーンを設定してなるべく買わないことにしつつ、この機会にお店の実在と文鳥の取り扱い方を調査をするのが本当の目的なのだ。
 今日は、京急の横須賀中央の先にある県立大学なる駅近くのペットショップに行った。店内は水槽が並んでいて、店外に鳥カゴが積まれていた。そして、文鳥がかなりいた(後ほど本店に当たる衣笠のお店へ行ったが、改装か閉店かで片付けられていた。従って、一時的にこちらの店の展示数が増えているのかもしれない)。10羽程度が、1、2羽ずつカゴに入っているが、白と桜しかおらず桜もごま塩ばかりだ。
 ごま塩のペアが6500円。白3500円。桜2500円。手乗りヒナの売れ残りに相違ないヒナ毛の桜が2000円などとある。安い。しかし、ペア以外はオスとメスを分けて売る意識が感じられない。一羽だけ色の濃い桜文鳥がいてメスに見えたが、何しろ消極的なので、購入しなかった(万一オスだと面倒)。
 ごま塩ファンは一見の価値があり、また、白文鳥が手乗り崩れらしく人懐っこいのが印象的であった。

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